外科医10年目からの海外臨床留学

グータラなのに志だけは高い小児外科医の海外臨床留学の記録です。主に気合いと乗りと運で今まで生きてきてます。臨床留学先としてのオーストラリアの紹介。英語の勉強法や影響を受けた本などの紹介もしていく予定です。好きな言葉は「大器晩成」。2児の父です。emailはtkghiramatsu@gmail.comです。

シドニー小児病院(The Children's Hospital at Wesmead)での小児外科臨床フェロー2年目がスタート

 

 


2日坊主、、、

 

まさかの、三日坊主にもならず、2日間の投稿の後完全に放置していたので、久しぶりに書いています。

 

僕は現在、オーストラリア、シドニーThe Children's Hospital at Wesmeadというところで小児外科の臨床フェローとして働いています。去年の1月末からスタートして、今月から2年目に突入したところです。

 

ほんとは、ここで働くに至った経過などを最初に書いていこうと思い、前回書き始めたのですが、道のりが長すぎて、根気がいることがわかったので、とりあえずブログを続けることを優先して、今回は最近の出来事などを書くことにしました。

 

海外での臨床2年目に入って思うこと。今年の目標など。

 

オーストラリアでは、新学期が1月末から2月初めに始まります。子供達もそれぞれ新しい学年、新しいクラスで学校生活をスタートしたのですが、職場でも多くの人々が去り、そして多くの新しいメンバーが来ました。

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昨年末のワンショット。Susan(最前列右)はインドへ、Quang(最後列右)はベトナムへ帰ってしまいました。

 

そして僕自身は旧メンバーとして、Westmeadでの2年目を迎えました。

今年は、Senior traineeとして後輩への指導も期待されている(はず)し、自分自身も慣れてきて、より多くのことを吸収できると思っています。(去年は特に前半、とにかく英語と職場環境になれるのにいっぱいいっぱいだった、、。)

 

とにかく日々、気を引き締めて、より良い小児外科医になるために精進していこうと思っています。

 

ほんとにごく最近になって、「あ、なんだか自分もだいぶこの職場に慣れてきたな」という感覚を少し持つようになっていました。知っている人も増えて、直接相談してくれる他科のフェローなどもちらほら増えてきました。この調子で、周りから信頼される小児外科医になれるよう頑張ります。

そして新たなメンバーは、より若い、経験の少ないメンバーが多いので、彼らをカバーしていくことも自分の課題として考えています。さらに、Senior traineeとしてコンサルタント(ボスたち)とよりコミュニケーションをとって、自分自身の向上とともに、Westmeadの小児外科臨床のクオリティを高めることに貢献していきたいと思います。

 

やっぱり日本人に合うとホッとする、、

それから、去年も何人かいたのですが、日本から見学に来る学生やドクターに会うこともちらほらあるので、彼らにも、できる限りおもてなししていきたいなと思ってます。

 

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静岡こども病院からは定期的に若手ドクターが見学に来てます。去年来た山手先生と川野辺先生。