外科医10年目からの海外臨床留学

グータラなのに志だけは高い小児外科医の海外臨床留学の記録です。主に気合いと乗りと運で今まで生きてきてます。臨床留学先としてのオーストラリアの紹介。英語の勉強法や影響を受けた本などの紹介もしていく予定です。好きな言葉は「大器晩成」。2児の父です。emailはtkghiramatsu@gmail.comです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

白衣を着ないオーストラリアの医師たち 理想の医師-患者関係を考える

オーストラリアで臨床医として働き始めて2年半が経ちました。今年度はPaediatric surgical oncology fellowとして、今まで通りの小児一般外科疾患に加えて小児固形腫瘍の手術を中心に臨床を行なっています。日本ではなかなか経験できないよいうな小児腫瘍の…

オーストラリアで医師として働く方法② 各論1~ 短期(最大3,4年)だけ、つまり臨床留学、その後は日本に帰る予定の場合

短期の臨床留学に必要な条件とは Short term training pathwayでの臨床留学 前回は、総論的なお話だったので、今回は各論、ということで、Short term training pathwayについて少し詳しく書きます。 前回のおさらいですが、このPathwayは、 日本で専門医を取…

オーストラリアで医師として働く方法①  総論 ~意外とややこしい?医師登録までの道

意外とややこしいオーストラリアの医師登録システム。目的や期間、自分の専門分野によっても医師登録(そしてポジション獲得)のためのアプローチは変わってくるので、その辺について、何回かに分けて書いてます。

あけましておめでとうございます 小児腫瘍外科医を目指します

2021年 元旦 さて、前回の記事からあっという間に4ヶ月以上の時が経ち、そしてついに年が明けましたね。 と言うことで、今年もよろしくお願いいたします。 こんなに細々と(気まぐれで)やっているブログですが、昨年はこのブログからもいくつかのありがた…